学問・資格

2007/08/19

【教育】横浜の暑い一日

お盆は横浜に行っていました。

そこで、教育に関心のある方がたと話して考えたことです。

国際学校UWCは、非営利組織であり、寄付に依存しています。非常に多くの支援を得てはいるものの、物理的な設備は必ずしも「贅沢」なわけではありません。なかなか単純な比較はできませんが、古いUWCの学校より、通常の学校のほうが充実している場合もあります。新しいUWCは最新設備を持っているようですが、生徒に不満が皆無というわけでもありません。しかし、そのような「試練」はむしろ各国生徒の団結心を高めることもあるので、なにが幸いか分かりませんが。

学校が「教育という重要な目的のためにお金をどのように使うか」は、関係者の見識に依存します。これは一人の人間が「自分に対してどのように投資するか」ということとも比較して考えられます。人によっては外から見える点に投資する人もいますし、外からは見えにくい内面を磨くこと、また学問に投資する人もいます。

UWC と日本の学校には大きな違いがあります。UWCそのものを日本にすぐに実現するのは困難です。しかし、日本の教育がUWCから学べること、そして日本でも「すぐにでも始められること」というのは、意識改革の点だけでも少なからずあるはずです。まだUWCや国際バカロレアの意義は日本ではあまり広く知られていませんが、やがてひとつの大きな流れが生まれればと思います。

最後にアンケートをどうぞ。

 

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2007/08/04

『世界に通じる学校』パンフ

拙著『世界に通じる学校――国際学校UWCの異文化理解教育』のパンフレットを作成しました。PDF形式でダウンロードできます。

http://cosmoshouse.com/works/uwc-book/

UWCというのは宗教でもなんでもなく、(むしろ特定の宗教と関係なく)、本気で世界平和について考えている人たちが作った学校です。世界平和なんて、映画やテレビのヒーローだけが口にする言葉と思われているかもしれません。でも若いうちにいろんな国の高校生が一緒に生活して学ぶと、いろんなことが見えてきます。

UWCは応募時に一年生の高校生ならだれでも出願でき、合格すれば奨学金がもらえます。

関心のある方に配ってくださいね。

uwc-book-hires

 

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2007/07/30

キャンプから帰りました

このキャンプは「オリキャン」、つまりUWC日本卒業生会主催の新奨学生のためのオリエンテーション キャンプです。

UWCの説明
http://uwc-japan.org/

むし暑さには参ったけど、将来が有望なUWC奨学金の新入生・在校生・卒業生ら若者と、夜更けまで話しをしました。かまどの傍の木製の長椅子に何時間も座って話したので尻が痛くなりました。

このキャンプには毎年行っていますが、毎年新しい発見があります。偉そうなことを書けば、人間というものが(主に精神的に)どれだけ成長するものなのか気づかされます。小説も、多かれ少なかれ主人公の人間的成長の物語ですしね。

UWCには、普通は経験できない貴重な機会が無数にあります。それらをどれだけ、どのように生かしていくかはその人しだい。またUWCに限らず、取り組み方しだいで、人生は大きく変わってゆく、ということも考えさせられます。

UWCの生徒の中からもっとクリエイティブ系の人が増えると嬉しいな。

UWCオリエンテーション キャンプ2007

(プライバシー保護の観点から念のため人物写真は除外しています)

 

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2007/01/23

撲滅・起承転結

ちと大げさな題だが、起承転結というのは、文章の一基本形にしかすぎない。これがきれいに当てはまるのは4コマ漫画くらいである。 一定以上の長さの文章は、起承転結ではなく、段落構成によるものでなければ筋道の通った文章にならない。

一部の国語教育では起承転結で何でも書けるような誤解を与えているが、論理的な文章、実用文章は起承転結で書くべきではない。「転」があっては論理に一貫性がなくなるからである。訳の分からない日本語文章の一因が、起承転結の一つ覚えであることは間違いない。「なぜ起承転結で書くか」ということすら生徒に考えさせないのが国語教育の現状だろう。

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