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映画・テレビ

UWCイギリス校のテレビ放映

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UWCイギリス校のようすがテレビ放映されるそうです。

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9月8日(19:00~19:54) 2夜連続! 皇室SP 美智子さまの半世紀 華麗なる“異国への旅路” (テレビ朝日)

全ては50年前の”世紀のプロポーズ”から…。2夜連続で伝える第一夜は、新時代のプリンセスとなられた美智子さまの半世紀を、数々の異国でのお姿から紐解いていきます。
http://www.tv-asahi.co.jp/bangumi/より)

皇太子・皇太子妃両殿下は1976年(昭和51年)、国際親善のために英国を訪問されました。
その最終地点としてUWCイギリス校を訪問されました。
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関東では10チャンネル(テレビ朝日)での放送ですが、地域によって異なります。

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自殺願望を持つ少女が自殺をやめたくなるような童話

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「ルーサーは地面の中でずっと考えていました」

 ルーサーは地面の中でずっと考えていました。あ、ルーサーというのはジュウシチネンゼミの幼虫です。
 ぼくは何のために生きているのだろう。ぼくは本当に生きているのだろうか。地面の中をはいずり回って毎日が同じことの繰り返し。
 それはミミズの一言がきっかけでした。
「お前は十七年も生きられるんだ。いいよなあ」
「この退屈な土の中の世界でそんなに長く? それでも生きているっていえるの?」
「それはお前次第だな。でもお前は十七年後に必ず死ぬって決まってるんだ」
 なんだ。だったら別にいいや。なにもかもどうでもいいや。
 たくさんいた仲間たちは十七年目にみんなどこかに行ってしまい、ルーサーは独りぼっちになりました。それでもルーサーは独り、足の先をかじっていました。
 そんなルーサーにも変化が訪れました。ある日、今まで関心のなかった上の世界をどうしても見たくなったのです。ルーサーは力を振り絞って地面を抜け出し、太い木の幹を上り始めました。闇の中を登り続けて疲れ果て、ルーサーは眠りにつきました。
 目覚めたとき、外の世界は今まで見たことがないものになっていました。まぶしい光にあふれていました。その光に応えるように、自然に体じゅうから声があふれ出ました。
 そうか。これがぼくが本当にしたいことだったんだ。ルーサーはその日、一日中歌い続けました。赤い目を光らせて声の限りに歌い続けました。夕闇がすっかりあたりを塗りつぶすころ、ルーサーは疲れ果てて眠りにつきました。
 よおし、また明日一日、ずっと歌おう。
 次の朝。声を出そうとしても出ません。体もうまく動きません。地面の中にいすぎて、外はすっかり寒くなっていました。ルーサーが出てきたときにはもう冬が来ていたのです。
 ああ、ぼくはどうしてもっと早く気づかなかったんだろう。目が覚めたら、また新しい世界が開けるのかな。
 ルーサーは、ジジジッと声を上げましたが、それはもう歌とは呼べないものでした。

(798字/一・〇版)

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【番組紹介】ドキュメント“考える”「ベストセラー作家 石田衣良の場合」
(12月25日(火) 23:00~23:30 NHK総合 )

「直木賞作家・石田衣良氏に密着し、作品が生み出されるまでの一部始終を見詰める。石田氏は「自殺願望を持つ少女が自殺をやめたくなるような童話」を48時間以内に書き上げるという制約の中で仕事に取り組む。石田氏は頭に思い浮かぶプロットを1枚の紙に図式化するという独特の手法でテーマを熟成させていく。こうした作業の中で、もう1人の自分がストーリーを紡ぎ上げていくのだという。石田氏の創作の神髄に迫る。 」
http://tinyurl.com/yspyoe

上記番組で石田衣良氏に出された課題「自殺願望を持つ少女が自殺をやめたくなるような童話」を、24時間以内、800字以内という制限を加えてやってみました。

ちなみに、番組内では「ガチョウ」「光学」「草書」の3つの言葉を使う三題噺、という条件が加わっていました。

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DVDが出ました

2006年12月12日に行われた、JTF(日本翻訳連盟)翻訳環境研究会「最新技術:翻訳ワークフローSATILAへのご招待~翻訳支援技術の最先端」のDVDが発売されました。

内容はこちらから

翻訳ワークフローSATILAについてはこちらから

当日参加できなかった方、もう一度ゆっくりご覧になりたい方はぜひどうぞ。

Deep Blue(『ディープ・ブルー』)の印象(ねたばれあり)


Blue Flag
Originally uploaded by Red Horse.

海の中を舞う水鳥。翼を折りたたみ、水に飛び込む。

イルカは水面に体を打ち付ける感触を楽しんでいるように見える。

直上から降り注ぐ太陽光を受け、崩れていく波が、叩き割られたガラス瓶の断面のような複雑な光の燦めきを放つ。

機械よりも機械的な、同じ顔をした魚の群れ。一斉に同じ動きをする。

シャチは獲物を空中に放り投げ、水面に叩きつける。

そういう映画だ。ただ、ナレーションの最後の一言は場違いと感じた。それまで、せっかく冷静に死と生を見つめてきたというのに。