【三百字小説】ある天国の在り方
「ある天国を、僕は少しだけ覗いてきた。
色とりどりの花が咲き誇る緑の丘を、小川が流れる。草や水が裸足に心地良い。
大樹の木陰に一台の大型テレビがあった。天国の住人たちは、小鳥の歌を聞くでもなく、テレビの前に群がって画面を一心不乱にみつめていた。
その鮮明な大画面の中では悲しいニュースが流れていた……」
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