「吸血鬼/ヴァンパイア文学800・アート」賞 授賞式&文芸朗読/トークショーと公募の反省
「吸血鬼/ヴァンパイア文学800・アート」賞 授賞式&文芸朗読/トークショーに行ってきました(まだイベントは引き続きありますので、興味のある方はどうぞ)。東氏と今野氏のベスト テンには入れていただいたものの、選には入りませんでした。朗読を聞くと、(朗読自体も良かったですが)やっぱりみなさんお上手ですね。題はうろ覚えですが、「オカシラサマ」と「吸血鬼の最後」は印象的でした。
酸っぱい葡萄めいてしまうのは覚悟の上で分析すると、入選作は完成度の高さもさながら、朗読をしっかり意識した作品が多かったようです。拙作「血筆――ブルートグリツフエル」(そしてその他9編も)は、「目で読む」ことに重点を置いていました。「朗読を前提に」と要項に書かれているのをきっちり受け止めるべきでしたね。
ただ、東氏が朗読用と別にベスト テンを選ばれたのは、私同様に朗読をあまり意識していなかった作品がけっこうあったのではないかと思います。最終目標は活字ですもんね。
それと、衒学路線は好みが分かれるのかも。作者の趣味にかなり無理してつきあわせるのだから、読者とのラポールができてないと成立しないかも。あらが見えると一気に興醒めという危険もあります。
また、拙作に関しては、古典的吸血鬼とは違う路線を追究しすぎたかもしれません。正統派はいまさらという気がして食指が動かなかった。あとは私は基本的に京料理風というか、塩分控えめ、薄味が好みなので、刺激が足りないと思われるのかもしれません。
とはいえ、今回は書くこと自体をけっこう楽しめました。
応募者の方たちと話す機会があればよかったんですけどね。お互いにお知り合いの方も多いようですが、私は新参者ですので。今後、そういう機会も作っていただければと思います。受賞された皆さん、おめでとうございます。次は負けないぜ! 関係者の皆様、お疲れさまでした!
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