「モウグリの兄弟たち」がカブ スカウトで紹介
ラデャード・キプリング作、拙訳の「モウグリの兄弟たち」(『ジャングル ブック』より)が、横浜第103団カブ スカウトで紹介されました。
『ジャングル ブック』は、カブ スカウトのモデルとなっているそうです。
『ジャングル ブック』は他の作品と比べて、これまであまり注目されていなかったのですが、こうやって使ってもらえるとうれしいですね
ただ、訳のほうはちょっと前のものなので、恥ずかしいです。この作品は、あえて「子どもっぽく訳さない」という方針で訳しました。もともと原文には、子どもっぽさは微塵もないのです。また、次のような方針もありました。
- 原文に含まれる文学的味わいは残して置き換える。つまり、原文より面白さが減るようなことがあってはならない。
- さらに、翻訳時に偶然に発生した文学的味わいを加える(擬音やルビ、漢字への置き換えなど)。ただし、全体のバランスを崩さないようにする」
日本語としての「自然さ」よりも、翻訳的文体の味を重視しています。
それでも今もう一度訳すとしたら、訳し方の方針や基準が異なるでしょうね。原文に対する責任が生まれる「翻訳」よりは、創作のほうがやはり気楽だと思います。
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